2024年10月16日から2024年10月30日までのAWSの最新情報の中で、気になった記事を抜粋してコメントしています。
AWS CodeBuild がビルドの自動再試行をサポートするようになりました - AWS
AWS CodePipeline がステージ障害時の自動再試行をサポート - AWS
ビルド処理に外部通信処理(npmやaptなど)が含まれている場合、接続先の通信状況によってまれにビルドが失敗することがあります。これらが原因の場合、基本的には再実行することで解決することが多いです。今回のアップデートにより自動的に再試行できるようになったため、運用の手間が軽減されることが期待されますね。
Amazon MemoryDB for Valkey がサーバー側のレスポンスタイムを監視するための新しい CloudWatch メトリクスを追加 - AWS
MemoryDB for Valkey にサーバー側の書き込みリクエストレイテンシーと読み取りリクエストレイテンシーのメトリクスが追加されました。Valkey はまだ使用していませんが、Redis よりもコストが安く高速であると言われており、興味を持っています。
Amazon Q Developer が開発体験を簡素化するためのインラインチャットサポートを発表 - AWS
Amazon Q Developer で VSCode 上でチャットベースでコードの最適化やテストコード生成ができるようになりました。Copilot や Cursor など同様のサービスが多くリリースされており、企業としても開発者としても最適な選択肢を常に選びたいですね。
Meta の Llama 3.1 8B および 70B モデルが Amazon Bedrock で微調整可能に - AWS
Bedrock で Llama モデルのカスタマイズが可能になりました。Llama をサーバーでセルフホスティングするには、ある程度の性能を持つ GPU とメモリが必要とされています。Bedrock から利用しつつカスタマイズできるのは非常にありがたいですね。
Amazon DynamoDB がテーブル整理のためのユーザーエクスペリエンスを強化 - AWS
AWS Management Console 上から DynamoDB のテーブルをお気に入りに追加する機能が追加されました。DynamoDB のテーブルが増えると、探すのに手間がかかることがあるため、簡単ながらも役立つ機能の追加ですね。
Amazon Aurora PostgreSQL がローカル書き込み転送をサポート開始 - AWS
Aurora MySQL でサポートされていたローカル書き込み転送が PostgreSQL でもサポートされました。この機能を利用すると、アプリ側でライターエンドポイント・リーダーエンドポイントを切り替える実装が不要になります。当社では PostgreSQL を使用することが多いため、アプリケーションの実装負荷が下がるのは大変ありがたいです。
AWS が Amazon DynamoDB と Amazon Redshift のゼロ ETL 統合の一般提供開始を発表 - AWS
DynamoDB から Redshift にデータを転送する ETL 処理が自動化されるゼロ ETL の一般提供が開始されました。大量の書き込みが発生する要件において、DynamoDB で一時受けして Redshift で分析するようなアーキテクチャを手間をかけずに構築できるようになりました。